みんなで止めよう温暖化。身近なところから、今できる省エネを。

 

深刻な地球温暖化を阻止するため、世界140カ国と欧州共同体が締結し、一丸となって作成した「京都議定書」が、平成17年2月16日に発効しました。2008年〜2012年の間に、1990年比で温室効果ガスの削減が数値として義務づけられました。

日本は6%の削減が義務付けられています。

一人だけではどうすることも出来ません。また、政府だけでもどうすることも出来ません。
国民が一丸となって協力することで、この6%削減義務を達成しよう、というものです。

では、我々国民はどのような点で協力できるのでしょうか?以下にポイントをまとめました。

 

温度調整による実現!

冷房を28℃に設定しよう!
一世帯あたりの
年間CO2削減効果
31kg
一世帯あたりの
年間排出量に対する
削減割合
0.5%
年間節約金額
2,000円
省エネルギーセンターの調査では、冷房の平均温度設定は26.2℃だそうです。
これを28℃に設定することで、大きな削減効果をもたらします。
26℃よりもっと低い設定をしている方は、まず+1℃から始めても良いかもしれませんね。

水道調節による実現!
こまめに節約しよう!
一世帯あたりの
年間CO2削減効果
65kg
一世帯あたりの
年間排出量に対する
削減割合
1.1%
年間節約金額
4,000円
シャワーを浴びている時を思い出してください。
シャンプーしている間、シャワーを出しっ放しにしていませんか?
シャワー1分間で約10リットル。500mlペットボトルで20本分にもなります。

1/2の水量で済むシャワーヘッド icon

電気調節による実現!
不要なものはコンセントから抜こう!
一世帯あたりの
年間CO2削減効果
87kg
一世帯あたりの
年間排出量に対する
削減割合
1.5%
年間節約金額
6,000円
使用していない時でも電化製品は電気を消費します。
テレビ、オーディオ、電子レンジ、ビデオデッキなどがその一例で、それらを合計すると電気代の約10%にも達するそうです。

パソコンも、面倒だからと起動したままの人も結構いるのでは?最近のパソコンは250W〜500Wの電力を必要とします。電子レンジ並ですね。
不要なものは電源を切り、コンセントから抜いてみましょう。

自動車による実現!
停車・駐車時のアイドリングをやめよう!
一世帯あたりの
年間CO2削減効果
39kg
一世帯あたりの
年間排出量に対する
削減割合
0.7%
年間節約金額
2,000円
アイドリング時にも、ガソリンは1分あたり約0.014リットルが消費されているそうです。
毎日自動車を運転する人が1日5分アイドリングをやめるだけで、かなりの削減効果が期待できますね。

出発前にエンジンを温める行為、現在の自動車ではほとんど必要ないそうです。
ガソリン代が高くなっている昨今、ガソリンの節約のためにも、アイドリングをやめましょう。

省エネ製品による実現!
省エネ機能をもった製品を選ぼう!
一世帯あたりの
年間CO2削減効果
170kg
130kg
一世帯あたりの
年間排出量に対する
削減割合
2.9%
2.2%
年間節約金額
11,000円
8,700円
よく使う製品ほど、省エネ機能をもった製品を選ぶだけで、一昔前の製品より年間数万円といった単位で電気代を節約できます。
これを機会に、新しい省エネ製品への買い替えも計画してみては?

超省エネタイプのエアコン

上段:冷蔵庫 下段:エアコン

ゴミ対策による実現!
買い物袋を持参しよう!
一世帯あたりの
年間CO2削減効果
58kg
一世帯あたりの
年間排出量に対する
削減割合
1.0%
1人が1年間で使用する手提げ袋は300枚にもなるそうです。買い物の際に袋を持参すれば、この買い物袋は不要になります。
コンビニでちょっとした買い物をした際に自分がカバンやリュックを持っていれば、買い物袋が不要だと伝えましょう。

買い物時には是非マイバッグの持参を!

省エネ達成率という項目を要チェック!省エネエアコンに買い換えよう!
エアコン

チーム・マイナス6%ホームページ  エコマーク事務局

参考
超省エネタイプのエアコン