3.容量の違いを理解する
容量とは、デジタルオーディオプレーヤーの内部にある記憶装置の大きさを表し、容量が大きければ大きいほど、プレーヤーに保存できる音楽データの曲数が多くなります。
記憶装置には、ハードディスク(HDD)内蔵タイプや、フラッシュメモリー(読み書き可能な記憶メモリ)内蔵タイプ、別売りタイプの3種類が存在します。
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ハードディスク(HDD)と言えばご存じのように、現在パソコンの主要記憶装置です。デスクトップパソコン用ハードディスクは3.5インチHDDと呼ばれ、金属のディスク(円盤)の直径が3.5インチあります。最近では、ディスクの小さい2.5インチ、1.8インチHDDも数多く出回るようになり、また、容量が比較的大きいため、デジタルオーディオプレーヤーや携帯電話のメモリーとして今後もっとも期待される記憶装置です。
フラッシュメモリー内蔵タイプ/メモリーカード別売りタイプの基本的な技術は同じで、何度でも読み書きや消去が可能で、電源を切っても内容が消えない半導体メモリーがプレーヤーに内蔵されているか、いないかの違いです。メモリーカードの規格としてはコンパクトフラッシュ、スマートメディア、SDメモリーカード、メモリースティック、MMC、xDピクチャーカードなどがあります。デジタルカメラでも、これらメモリーカードに写真を保存しているので、かなり身近な存在になってきています。同様にメモリーカード別売りタイプのプレーヤーには、これらメモリーカードを別途購入し、それをプレーヤー本体に差し込んで使用します。メモリーカードそのものは非常に小さく薄いため、携帯性に優れています。
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